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パン作りに関する疑問やレシピ、お役立ち情報を掲載していきます。初心者も、ステップアップしたい方も必見!

バタフライピー濃すぎるとアルカリイオン水でも色の差がわからない?【検証してみた】

バタフライピーを5%配合したレシピで、水道水とアルカリイオン水でパンを焼き比べてみたのですが、色の違いが微妙すぎて、

「もしかしたら、パウダー濃度が濃すぎても違いがわからなくなるのかな?」

と思ったので、どれくらい薄めれば色の差がハッキリしてくるのかを検証してみました。

 

 

1:70で溶液を作ってみた

これがバタフライピー1g:アルカリイオン水70gです。

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そしてこちらがバタフライピー1g:水道水70gです。

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微妙に違うと思えば違うし、同じと思えば同じ。

もはや、写真を撮った時のiPhoneによる身勝手な色合い補正で微妙なズレがあるだけなんじゃないかっていう印象です。

 

そして、それぞれ溶液をコップに10gだけ入れて、100gの水で薄めてみます。

つまり…

 

0.14:110まで溶液を薄めてみた

これがバタフライピー0.14g:アルカリイオン水110gです。

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そしてこちらがバタフライピー0.14g:水道水110gです。

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ここまで薄めてようやく違いがちょっと確認できるくらいです。

 

それこそ重曹を振りかければたちまち薄いターコイズ寄りの緑となりますが、アルカリイオン水程度のpHでは、バタフライピーが濃すぎると色の違いはハッキリしないことがわかりました。

それなら、パンでアルカリイオン水を使っても色の違いがわからなくて当然ですね。

 

ハイビスカスパウダーはどうなる?

ちなみにアルカリ性で緑っぽい灰色になるハイビスカスパウダーでも同様の実験を試してみました。

こちらもバタフライピーと同じく濃度が高いとアルカリイオン水では色を変えることができず、相当パウダーを少なくしないと目で見てわかるほど灰色にはならなかったです。

 

結論

今回、アルカリイオン水のpHに疑問を持ったことでこの検証をしました。

これによりわかったことは、

  • バタフライピーの濃度が高い場合、その色を変えるにはかなり極端にpHを変える素材を入れなければならない。
  • アルカリイオン水程度のpHでは、バタフライピーの色を劇的に緑色に変える力は無い。相当濃度を薄くしてやっと緑っぽく見えてくる。
  • アルカリ製パンでも、バタフライピーの色味は十分出せる。(ただし、小麦粉の”白”と混ざることや卵のアルカリ性が影響を及ぼすことは考慮する必要がある)

といったところでしょう。

あと一つ懸念点として考えられたことは、自宅の水道水がちょっとアルカリに寄っている可能性です…

気になったので調べてみました。

 

水道水とアルカリイオン水のpH実測

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上がアルカリイオン水、下が水道水です。

確かに、ちょっとだけアルカリ寄りではありました。けどアルカリイオン水ほどでは全然なかったので、やはり上記の

アルカリイオン水程度のpHでは、バタフライピーの色を劇的に緑色に変える力は無い。相当濃度を薄くしてやっと緑っぽく見えてくる」

という考察は間違ってはいないはずです。

 

今回使用したバタフライピーとハイビスカス

 

パンフレットが充実しており、使い道やブレンド提案、発色など詳しく写真付きでわかりやすい解説がありました。色々と勉強になります…

 

 

byなおちゃん

 

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