BAKE FIRST

パン作りに関する疑問やレシピ、お役立ち情報を掲載していきます。初心者も、ステップアップしたい方も必見!

普通の食パンと生食パン それぞれの正しい保存方法

今からだいたい8年くらい前から食パンブームが起こり、今なおその人気は衰えることなく、むしろ人々の生活に定着しつつありますね。

2000年代の日本の食パン消費額は年々右肩上がりで、2020年は2000年代で最高額となったそう。恐らく21年、22年も下がることはないような気がします。

ですが、元々毎日炊き立てのご飯を食べるのが習慣だった日本人にはそもそも主食を保存するということに関してあまり馴染が無いのか、食パンの正しい保存方法についてはまだ浸透していない様子も見受けられます。

そこで今回は、普通の食パン・生食パンで違うおすすめの保存方法とリベイク法などをご紹介します。

 

 

両方に共通するパン保存の極意

どちらのパンにも共通する大事なことは、買ってきた当日に3日以内に食べきれるかどうか予測し、食べきれなさそうであれば即冷凍することです。

パンは常温では2~3日は美味しく食べれますが、三日で食べきれなかったら冷凍するのはあまりおすすめできません。

3日過ぎたころにはパンのでんぷんやグルテンなどの成分が劣化し味が落ちています。味が落ちたパンを冷凍保存しても賞味期限はあまり伸びません。

 

常温保存でより安全に長持ちさせる方法

食品用アルコールを使用する

パンを取り出すために袋の中に手を入れた後、袋を閉じる前に食品用アルコールを中に吹きかけることをおすすめします

また、自分でスライスなどする場合は、自分の手やパンナイフ、まな板など使う道具にはすべてアルコールをシュッシュしましょう

これをするだけでも、パンにカビが発生する時期が遅くなります。

 

大手製パンメーカーの袋入り食パンはカビが生えにくく、リテイルベーカリーで購入したパンはカビが生えやすいのは皆さんも経験あるかと思います。

これは、前者が保存料を使っているからではなく、単純に梱包工程まで衛生管理が徹底されているからという理由の方が大きいです。

極端な話、食パン専門店を含めリテイルベーカリーだと、さっきまで生地をベタベタ触ってイースト菌がたっぷり付着した手を洗わずに食パンの梱包をしてしまう人もいます。(セクションが分業されているお店ではそのようなことは起こりづらいですが)

例え手袋をしていても、カビ菌は至る所に無数に存在するので、当然生半可な衛生管理では袋の中にカビ菌を招き入れてしまうのも無理はありません。

パン屋さんで買ってきた食パンが三日後にはもうカビが生えてた…なんていう経験ありませんか?あの悲しみは今でも忘れられません。

 

しかし、アルコールをスプレーするだけで手作りパンですらカビの発生を抑制できます。ほかにもお弁当などに直接スプレーすることも非常に良い効果が期待できます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

paopao-bakefirst.hateblo.jp

食パン用真空ケースに入れる

スケーター 真空 パンケース パン保存容器 シール容器 BBR4N-A 

こちらの食パンケースは、真空ポンプで中の空気を抜くことでパンの酸化を防ぐことができます。

酸化した食品を食べることは、体内の活性酸素の増加に影響し、動脈硬化心筋梗塞など血管の病気や、肌荒れやシミ・シワなど老化に影響があります。

毎日食べるものなら、なおさら酸化に気を付けないと知らないうちに体を蝕まれてしまうかもしれません。食パンにも油脂は含まれていますから、油分が酸化することだけは一番避けたいですね。

また、スノコの下にアルコールケースが付属しており、脱脂綿などに食品用アルコールやブランデー・ウイスキーなどを染み込ませておくことが出来ます。

これによりカビの発生も遅らせることが可能です。

 

パンを食べる頻度が高く、わざわざ冷凍保存なんてしないようなご家庭は、食パンケースと食品用アルコールはセットで持っておくと安心ですね♪

 

美味しさ長持ち冷凍保存

いちばんおいしい状態で、正しく冷凍保存すれば目安として2週間以内であれば美味しく召し上がれます。

また、普通の食パンと生食パンで保存法を変えることで、それぞれの良さを活かしてより美味しく食べることが出来ます。

普通の食パンの冷凍方法

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  1. スライスした食パンを1枚ずつラップで包む。なるべく空気が入らないよう丁寧に隙間を埋めましょう。
  2. ジップロックなどのチャック付きポリ袋に入れる。この時もなるべく空気が入らないように閉めましょう。

生食パンの冷凍方法

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  1. リッチな配合のパンは、アルミ箔で包むことをおすすめします。この時もなるべく隙間なく包むことで劣化を防ぎます。
  2. ジップロックなどのチャック付きポリ袋に入れる。空気はなるべく入らないように。

食べるときはどうする?

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どんなトースター、どんな厚さのスライスでも問題ない方法としては、室温で30分程度解凍してからトースターで焼く。特に厚いパンは凍ったままトーストすると中まで熱が通らない場合もあります。

6枚切りであれば凍ったままトーストしても、しっかり焼き色を付けたときには中まで熱が通っているかと思います。

また、最近の多機能なものだと冷凍パンをそのままうまくトーストできるタイプもあるようなので、そういったものであれば凍ったままでも大丈夫でしょう。

生食パンの場合は、包んでいたアルミ箔を外さずそのままトーストすると、焦げ目をつけず加熱できます。生食パンらしさを楽しみつつも美味しさを蘇らせるには最適な方法です。

トースターの予熱って必要?

予熱無しでも特に問題はありませんが、より美味しく食べたい人にはやはり軽く予熱してから焼くことをおすすめします。

理由は簡単で、予熱しないで焼き始めると、常温から徐々に温度が上がっていく時間が必要なので、その分中まで火が通るのに少し時間がかかってしまいます

焼くのに時間がかかるということは、その分だけ水分蒸発も多くなるということです。

予熱しておけば、水分をなるべく逃さずに素早く中まで火を通すことができます

あまり焦げ目をつけたくない場合も同様で、予熱無しで焦げ目をつけずに焼こうとすると中まで火がしっかり通らないので、あまり美味しくなりません。

 

それでもやっぱり予熱めんどくさい…わかりますその気持ち。

正直私もめんどくさいです。そんな時はせめてパンに霧吹きで水をシュッシュしてから焼きましょう。それだけでも、それなりに美味しくトーストできます。

冷凍庫内のニオイに注意

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冷蔵庫・冷凍庫は他の食品などのニオイが定着しやすい場所ですよね。

私も先日ザーサイが冷蔵庫の中に入っており、しばらくそのニオイが消えませんでした。

また、そもそも買ってきたばかりの冷蔵庫ですら、冷蔵庫特有のニオイがありますよね。

あまりにニオイが悪い庫内だと、この記事でご紹介した方法でもパンの風味が悪くなってしまう恐れがあります。

その場合、ご紹介した方法に加えて紙袋を使用することをおすすめします。

ラップで包んだパンを小さめの紙袋に入れて口を閉じ、それをジップロックなどチャック付きポリ袋に入れます。あるいはポリ袋ごと紙袋に入れて口を閉じてもいいでしょう。

紙袋が庫内のニオイをブロックしてくれますので、防臭効果がさらに高まります。

 

まとめ

せっかくこれだけ食パンが文化に根付いてきているのに、その保存法が美味しいリベイクが定着していないのはなんとももったいないですよね。

ここで紹介した方法はあくまでも一例ですが、そのまま冷凍庫に突っ込んでしまうよりかは確実に美味しさがキープできることは間違いありません。

おいしい食パンをおいしいまま保存して、おいしさを100%楽しみましょう♪

以上、食パンの保存方法とリベイク法のご紹介でした。

 

 

byなおちゃん

 

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